2014年07月25日

半信半疑~

インドの古い物語の話です。
ジャイナ教

修行僧が十字路で瞑想をし、座っていました。
すると、そこに人殺しがある男を追って、
通りかかって、修行僧に尋ねました…

「血を流した男が此処を通るのを見なかったか?」
「見たのなら、どっちに行った?(そこは十字路)」


この修行僧はどうすべきかはてな
男は十字路を北に向かったと真実を告げれば、
修行僧は、人殺しに手を貸す事に…

南に向かったと言えば、嘘をつくことになる…
修行僧は、どうすべきだろうはてな
本当の事を言って人殺しをさせるかはてな
嘘つきになって人殺しを止めるべきかはてな
修行僧はどうすべきかはてな

この物語には多くの回答が出された…。
ジャイナ教徒は、たとえ嘘になろうと修行僧に嘘をつかせる。
暴力は、もっとも重い重罪だから…

ジャイナ教徒の価値観びっくり!!

暴力が一番重い罪で、嘘はその次…
でも、ヒンズー教徒は違う…

嘘こそが一番の罪…

だから修行僧は正直であるべき…。
真実を告げないとならない…。
何が起ころうと、起こるにまかせると…。

ある聖者は、

「私はこの二つのうちから選べない、どちらにも至上の価値、理がある…。」
「そこには選択は無い。」


だから私は、人殺しの男に真実を告げ、
それから彼の行く手に立ちはだかり、
こう言う。

「先ず、私を殺せ。それから、あの男を追え」

と…。

聖者の答えは心に訴える…
ジャイナ教徒よりも、ヒンズー教徒よりも。

…でも全体の状況は?

人殺しの男は、一人を殺そうとするばかりか、二人を殺す事に繋がる…
カルマはどうなるはてな
それならば…
どうすれば良いだろうかはてな

決めつけずに瞬間(今)に任せるびっくり
その瞬間に…
人殺しの男と犠牲者のカルマ…。
もしかしたら、犠牲者は危険なカルマを持っているのかも知れない…。
生き延びたら、将来、逆に加害者に成る “可能性”が有るのかも知れない。
“瞬間”が全てを決めてくれるのだろう…

其れが宇宙の法だから…

南無…キラキラ 


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Posted by 鑑定マスターSHIN at 23:29│Comments(0)その他
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